こんにちは。
SAHARA BLOGをご覧くださりありがとうございます。
日々たけのこを愛でていたSAHARAですが、
「3月に植えたさつまいもの芽が出て苗になったよ~」
という知らせを聞いて俄然秋が恋しくなりました…!
さつまいもは10月〜3月に出荷する予定ですが、待ちきれないですね!
ということで、今回のブログはさつまいもの植え方についてお話していきます。
↑鳥取の畑にて
さつまいもは苗から植えるのが一般的なやり方ですが、
種芋として、丸ごとさつまいもを植えることから始める方法もあります。
SAHARAは今年3月中旬に、種芋を畑に植えました。
丸ごとさつまいもを植えると、さつまいもができるでしょうか?
実は、さつまいもをそのまま植えても、ごろごろとしたさつまいもはできません。
芽は出て葉は成長するのですが、種芋が残るだけで芋の数は増えないそうです。
そもそも、さつまいもは植物の根っこにあたる部分です。
さつまいもには根っこが二種類あり、それぞれ「吸収根」と「不定根」と言います。
役割は下記の通り。
- 吸収根(きゅうしゅうこん):苗の切り口近くから出る細い根で、水や肥料を吸い上げます。
- 不定根(ふていこん):葉柄(ようへい)の付け根から出る太い根で、これが太ってさつまいもになります。
(引用元:農林水産省 サツマイモ 「どうやってつくるの?」)
↑葉柄とは、茎から伸びる葉に繋がる部分を言います。
葉柄の付け根から伸びる不定根がさつまいもになるので、これが土に根付かなければさつまいもはできません。
さつまいもから芽が出たから育ててみよう!と思っている方がいれば、
一度植えて芽を出させ、葉が育ってきたら切り取ってそれを苗としてもう一度植える作業が必要です。
↑土から顔を出した種芋の芽
↑種芋を植えたのが3月上旬で、4月中旬にはこんな姿になりました。
どうですか?
立派に育ちましたね!
そうして十分に育った芽を刈り取ってできるのが苗です。
この苗をまた土に植えると、そこからさつまいもが育っていきます。
苗の植え付けは通常5月〜6月に行われます。
SAHARAも現在苗の植え付け真っ最中。
- 紅はるか
- シルクスイート
- アヤムラサキ
- パープルスイートロード
の4種類を育てる予定です。
オンラインショップで紅はるか・紫芋の苗を販売していますので、
ご家庭で育ててみたい方がいらっしゃれば試してみてください。
業務用に大量購入も大歓迎です!
紫芋・苗
あたたかな日差しを受け、元気にぐんぐん育ちますように!