最高品質の松茸の産地、小金(しょうきん) 探訪の旅:その1

最高品質の松茸の産地、小金(しょうきん) 探訪の旅:その1

コラム目次(全4回)

 

金木犀の香りが街に漂い、落ち葉が色づく季節

 

中国、四川省に位置する小金(しょうきん)は、四姑娘山(しくうにゃんざん)を有する地域として知られており、最高品質の松茸の産地としても有名です。小金松茸は、その独特の芳醇な香りや美しい色合いが古くから人々に愛されてきました。

 

一路西へ

7月は小金松茸が最も美味しくなる季節です。成都から約2時間、県道303号線を西へ進み、小さな黄金色の松茸を探し求める冒険に出かけます。

 

パンダの故郷、臥龍(がりゅう)に到着すれば、息をのむような絶景が広がります。国宝であるジャイアントパンダの生息地として知られるこの地を選んだのは、その美しい水、澄み切った空気、そして神秘的な雰囲気に魅せられたからです。

 

 

臥龍を通過し、標高5040メートルの天空に突き刺さるほど高いバラン山に挑む。険しい岩場をよじ登り、息切れしながら一歩一歩進む。だが、その先に広がるのは、雲海に浮かぶような絶景だ。

バラン山を越え、ようやくたどり着いた小金県日隆鎮。眼下に広がるのは、どこまでも続く緑の大地と、その中にそびえ立つ四姑娘山の雄大な姿。この絶景を前に、これまでの苦労も一瞬で吹き飛びます。

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